何度でもできなくなる話

2019年6月20日

お久しぶりです。普通に体調を崩してブログどころではありませんでした。

この2ヶ月くらいはようやく落ち着いてきたので、この半年の近況報告と今後の展望なんかを書いておこうかなと思います。

できるようになったらそれで終わり、ではない

年明けにあれだけ「できるようになったこと」の話しておいてなんですが、年明けにできていたことで今もできていることは半分もありません。

2〜3月がだいぶつらくて、毎日12時間寝て昼間にも2〜3時間は意識を失っているような状態でした。例によってそのころどんな暮らしをしていたかの記憶は全然ないのですが、とにかく何もやる気が起きず目が覚めていても布団から動けない状態が続いていたようです。

以前今は統合失調症の診断が降りているという話をしましたが、統合失調症の症状として一般に知られているような幻覚や幻聴があったことはとりあえず記憶の中にはなく、生活するために必要な気力を失ってしまう症状のほうが強く出ている(「陰性症状」というそうです)と主治医には言われています。

3月末に本当に文字通り一日中布団から起き上がれない日があって、20時ごろまでボーッと横になってトイレにも行けねえし死ぬのかなって思っていたのですが、何があったのか突然起き上がってごはんを食べることができて、そのあと1週間くらい12時間寝る日と一睡もできない日を行き来してから、4月頭あたりから突然朝8時の目覚ましでしゃきっと起きられるようになりました。何が起こったのか全然わけがわかりません。急にそんな生活になったので、はじめのころは「1日16時間起きて活動してるのつらすぎる、まともな人間はみんなこんな生活してるのか……」ってぼやいていたんですが、1ヶ月くらいでだいぶ慣れました。

とはいえ生活がすっかり何もかも良くなったわけではなく、夜寝るのが遅くなりがちになってしまったり、最近はまた目覚まし止めたあとに惰眠を貪ったりしているのですが、とりあえず「このまま死ぬんだな」という気持ちはだいぶ和らぎました。

一度できるようになったことがまたできなくなるとかなり絶望が強いのですが、まあ、もう一度できるようになることもあるでしょう。

なんであれ維持をするのはとても大変なことですが、できなくなったらもう一度取り戻せばいいかなと気楽に構えておくのも必要かなと思います。

年齢より先に30を超えたもの

さて生活が荒れると何が起こるかといいますと、わたしの場合めちゃくちゃ太ります。

現在30歳を睨むわたしですが、年齢より先にBMIが30を超えました。

ヤバいとは思っていたんですよね……普通に生きてて股ずれするようになってきたので……もちろんここしばらくの記憶がないので、なんで太ったかも皆目見当がつきませんが、たぶん酒とメシだなとは思っています。ていうかそれ以外ない。余談ですがもう何もかも記憶に残らなさすぎるなと思っていたのですが、MRIをとったところ海馬が片方えぐれたような形をしていて容量が少ないんだそうです。おそらくは生まれつきのもので、精神の症状に影響を及ぼした可能性はあるが脳外科的には問題ないということです。

BMIは25を超えると肥満ですが、30超えてしまうと自分の感情の中で「大台乗った、やべー」感があって「この病的な肥満を治療せねば」という気持ちになります。なりました。

しかし人に頼って痩せる金もないので、ひとまずは自分でなんとかするしかありません。ちまたに流布するダイエット法は全然アテになりません。BMI30超えた人間向けに書いてないものばっかりです。せいぜい「夏までに3キロ落とさなきゃ!」みたいな可愛い女子の願望のために書かれています。ちがう。わたしの贅肉は20キロあるんだ。

まあ病的な肥満なので、医者の言うことに従って地道に治療するしかないでしょう。つまり、地道に肉と野菜をバランス良く食って運動するしかないのです。あとのことは全部気休めです。

とはいえなんで太ったかもここまで太るために何を食いどんな酒を飲んできたのかも覚えていないので、まずは記録をつけることにしました。朝晩体重を計って、食べたものを記録します。カロリー計算もできればしたいけどめんどい。それからどのくらい歩いたか、運動したかも日記につけることにします。なにしろ20キロ以上落とさなければいけないので、休まずやっても1〜2年はかかるはずです。途中で挫折することも大いにあり得るので、ハードルは地を這うように設定しておきたいものです。一度良い習慣がついたと思っても簡単に失ってしまうことがわかったので、地道にしつこく諦めないでいるしかありません。

どんな食生活や運動習慣を目指すかは記録をつけてみてから考えようと思います。30歳までに股ずれはしないようになってるといいな(地を這うハードル)。