PMDD、もしくは鬱、なんでもいいんだけど調子悪い話

2017年4月11日
  • 9月下旬からThreadsに力を入れているので、そろそろ2ヶ月になる。 とりあえずTwitterにあげている明 […]
  • いろいろあって、いろんな人に集客やお仕事の理想実現のアドバイスをもらってみた。 そのアドバイスにしたがって、コ […]
  • いやーえらいことだった。 前回の日記 の直後、実家から「母方の祖母が亡くなったので、28日に通夜、29日に葬式 […]
  • ドン。かわいいね。 お師匠はVRCやメタバースでの活動も精力的にやっていて、今度clusterでイベントやるん […]
  • TikTokがなんか、すげーんすわ。 お師匠に「もうちょっと頑張れ!毎日継続して頑張れ!」と尻を叩かれたので、 […]

診断は医者のつけるものなので自分ではなんともいえないんですけど、とにかく物心ついたころからずっと調子は悪いっていう話。

10年以上精神科に通っているが、もしかしてかかる医者を間違っているのかもしれない

と、前から薄々思ってはいたのですが、この文章を書くきっかけになったのはこちら。

PMSって知ってる?じゃあPMDDは…?毎月来る鬱病が怖い|ささゆか|note(ノート)

こちらの「2:よくある日常だと思ったらPMDDだった時の話 (長文)」に症状が詳しく書かれています。私はここまで強い症状は今は出ていないのですが、これ読んだとき「め、めっちゃわかる〜!!!」って百万回うなずきました。

だるいとかめんどくさいとか、言葉にすると軽くなって自分でも「甘えなんじゃないか」って思ってしまうくらいだけど、そのときは本当に身体が動かないんですよね。身体が重くて起き上がれない、以上の表現が思いつかないのが本当に悔しい。ちなみに私は最近「必死で身体を動かそうと念じた結果、夢の中でじりじり動くが現実の身体はぴくりとも動いていない」を昼から夕方にかけて10回くらい繰り返すことが多いです。

で、そんな感じで一日中寝てる日が3日続いたあとに生理が来た。

安直に結びつけるわけにはいきません(なにしろ生理不順で調子の悪い日と生理の関係性が「なんとなくそんな気がする」以上ではないので)が、鬱というには鬱なときと元気なときがコロコロ入れ替わるな〜、と思っていた矢先のことだったので「これは、もしや……」と思ったわけです。

しかし、婦人科だって行ったことはある

去年の春くらいかと思いますが、生理前に鬱っぽくなっているのでは? と疑って婦人科に行き、ピルを服用したことがあります。

そのころちょうど生理不順の極みで、来るか来ないか来たところでカスみたいな茶色いおりものがちょっと出て終わり、みたいな状態でもあったので、そのことも相談しました。

ピルのおかげできっちり生理は(消退出血? といって生理とは違うらしいですが)来るようになりましたが、夜全く眠れなくなり、昼間はハイになって1日に2本のすけべ小説を書き散らしていました。

しばらく我慢して飲み続けたのですが、3ヶ月くらいで限界だと思ってやめました。残ったのは大量のすけべ小説だけでした。

そのときの婦人科の先生(女医でした)の対応は今でも疑問です。ピルを飲み始めてわりとすぐ眠れなくなったのでそのことを訴えたのですが、なんだか「ふーん」で流された気がします。もう覚えてないくらい反応薄かったです。

当時のツイート発掘したらだいぶんおこおこしてましたが、これはピルのせいで気が立っていたっていうのもありますね。

とりあえず婦人科行って、副作用はきちっと報告しよう

高校か中学のときに講演に来た婦人科の先生が「ピルさえ飲めば女性の生活はすべてよくなる。もはや生活改善薬」みたいなことを言っていた記憶があります。10年前のことなので、お医者さんもそういう認識だったのでしょう。

確かに生理痛がひどい人、生理不順の人(私はいまだに過少月経と生理不順ですが)はとりあえず婦人科に行ってピルを飲んでみるべきだと思っています。それで改善されればラッキー。もし私のように躁がひどくなったり、精神的な副作用が出たらおめでとうございます。医学の発展に貢献できます。すぐに婦人科の先生にでっかい声で抗議しましょう。

「ピルを飲んだら具合が悪くなった」という人は確実にいます。私の周りにもいました。しかし、残念ながら婦人科の医師全体にそのことが周知されているとはいえません。

そもそもピルを飲んでいる人が少ないので、精神的な副作用についても知られにくいのが現状なのでしょう。だからまずはピルの普及が目下の課題だと思っています。

生理痛、生理不順、耐えるべからず!

鎮痛剤や休暇の必要な生理痛やPMSは病気です。お医者さんに行きましょう。

蛇足。精神科の薬について

冒頭のnoteの作者さんは治療のためにパキシルを処方され、次のようにおっしゃっています。

飲んでからしばらく、確かに気分も安定した。小学生の頃から飲んでいればよかったな、というくらいネガティブ思考が消える。いつも周りの人から「ネガティブに考えすぎ!」と言われていたから、先述のように「自分で自分の機嫌を取る」などしていたが、努力じゃなくて薬が必要だったのだ。この薬を飲むと「やろう」としなくてもポジティブ思考にしかならない。しかし副作用がかなり強かった。
頭は痛くなるし、めまいもすごい。それでも我慢して飲み続けていたら今度はじんましんが出てきた。痛いのは我慢できるが、かゆいのは無理だ。しかもめまいで予定をキャンセルしてしまうこともあった。あとやけに忘れっぽくなった。記憶力は良い方なのに、ぽ~っと気分が明るくなると同時に、少し前のことが思い出せない。はて、おひるごはんはまだかね?の状態だ。
それならば、と途中で薬をやめようとすると今度は吐き気と電気ショックのようなビリビリ感に襲われる。精神的な薬ってこんな作用があるんかいな…。10mgというかなり少ない量でもこれだから、薬の処方が多い人はそれこそ辛いだろうな、と思う。

この副作用についても百万回うなずいてるんですが、副作用と離脱症状は精神科の薬に必ずついて回ります。私もめまいがひどくて日常生活がままならなくなったことありますし、いまの薬は合ってるほうですが毎日ぽけ〜っと過ごしていて記憶力はゴミに近いです。薬が切れると三半規管が暴走するみたいな感じで耳の中で雑音がして起き上がれなくなります。

ピルについても抗うつ薬についても脅すようなことばかり書いていますが、こういう副作用が出る可能性があることを踏まえてお医者さんにきちんと相談することが大事だと思っています。薬を飲んで、なんか調子悪いな? と思ったときにそれが副作用だと気づけるかどうかってすごく大事です。

薬は正しく使って症状を改善するためにあるものです。

病気の人が副作用を恐れて薬を飲まないのは本末転倒ですが、副作用を知らずに調子が悪いのを我慢して飲み続けるのは新たな病気にかかっているのと同じです。

適切な治療を受けて明るい人生を送りましょう! おくすり、こわくないよ!